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スキンケアの教科書

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3分でわかる美肌必須成分セラミド
はたらきからおすすめケアまで
Q&A解説

ooyama
記事を監修した人
大山香子先生

日本皮膚科学会認定皮膚科専門医。日本皮膚科学会,日本美容皮膚科学会,日本アレルギー学会所属 東京医科大学病院皮膚科兼任助教,Bio Touch JAPAN顧問医師 。東京医科大学卒業後,東京医科大学病院皮膚科へ勤務し皮膚科,美容皮膚科の経験を積んでいる。現在は主に新中野皮膚科クリニックなべよこ院院長として皮膚科,美容皮膚科,アレルギー科診療に従事。

肌が乾燥する、紫外線や寒暖差、花粉などのストレスですぐに肌が荒れる、肌表面がざらつく…。そういった悩みがあるのなら、あなたの肌はセラミド不足かもしれません。
「セラミド」は、スキンケア成分としてよく見かけるけど、よく知らない。一体何?自分にも必要なの?ってあなた、一緒にQ&Aで確認してみましょう。

そもそも「セラミド」って何?


セラミドは、もともと私たちの肌の中に存在している保湿成分です。
肌表面の角質層を構成する細胞間脂質の主成分で、水分を保持してうるおいを守り、外からの刺激や細菌などをはね返すバリア機能の要となる大切な働きをしています。
だからセラミドが不足すると、うるおいを守れず、刺激が肌にダメージを与えることで、乾燥、かゆみなどのトラブルが起こりがちになります。

セラミドは、もともと私たちの肌の中に存在している保湿成分

その大切なセラミドはどうして不足するの?


セラミドは、肌の基底層から角質層までの、表皮全体の生まれ変わりのサイクルであるターンオーバーの過程でつくられます。健康に生まれて育った肌細胞は、肌に必要なセラミドをたっぷり作り出して蓄え、たくさんのセラミドを角質層に放出します。
質の高いターンオーバーはセラミドをはじめとした細胞間脂質をしっかり生み出し乾燥や刺激に負けない肌を育てます。しかし、加齢や内的・外的ストレス(疲労、紫外線、花粉、寒暖差など)、生活習慣の乱れなどでおこる皮膚疾患でターンオーバーの質が低下してしまうと、セラミドの産生量も減少してしまうのです。

乾燥や肌荒れなど、セラミド不足と思われる時のスキンケアはどうすればいいの?


足りないセラミドを補うことが大切です。
そのために、スキンケア製品にセラミドが配合されることも多く、大体1から多いもので10種類程度のセラミドが配合されたものがあります。
しかし、実は人の肌でつくられるセラミドは最新の解析法によって300種以上あると言われ、さらにその組み合わせや割合は人によって異なり、300種類を超えるセラミドが複雑に組み合わさって、肌のうるおいを保つ力や刺激をはね返す力を発揮しており、セラミド配合スキンケアで、個人の肌にあるすべての種類のセラミドを補うことは難しいのです。
そのため、セラミド配合スキンケアでセラミドを補っていても、時間経過や洗顔などにより補った分が肌から無くなってしまい、夕方などに乾燥といった悩みが出てきてしまうことも。

肌が作るセラミドの種類は300種類以上

そこで最近注目されているのは、肌が自ら作り出すセラミドの量を増やすケアです。このケアは、肌がもともと持っている、さまざまな種類のセラミドを作り出す力を活性化させることで、特定の種類だけでなく、全体的にセラミドを増やそうとするアプローチです。
内側からセラミドを増やすことで、バリアをしっかり形成するだけでなく、洗顔後や夕方などにセラミド肌表面から取れてしまうことがないため、乾燥などのトラブルが起こりにくいといったメリットもあります。

肌が自分でセラミドを作る量を増やすケアってどんなもの?どうすればいいの?


セラミドは肌の内部で、ターンオーバーの過程でつくられます。そのためセラミドをつくる量を増やすにはターンオーバーの質を高めることが大切です。
ターンオーバーケアでは、スピードを促進することが注目されがちですが、本当に注目すべきは「質」。セラミドなどをたっぷり作り出して、乾燥や刺激に負けない肌をつくるのが質の高いターンオーバーですが、ターンオーバーの促進にこだわりすぎると、セラミドなどのうるおい成分が十分につくられないこともあります。

乾燥対策はスキンケア以外しない

ターンオーバーの質を高めるには、食事や睡眠など日々の生活習慣を整えるのと同時に、実はスキンケアアイテムにもできることがあります。ターンオーバーの過程にアプローチして自分でつくりだすセラミドの量をしっかり肌の内側から増やすスキンケアを取り入れてみるのもおすすめです。

セラミドを増やすスキンケアでおすすめのものはある?


おすすめはライスパワーNo.11という成分が配合されたスキンケア。
ライスパワーNo.11は、まさに肌のターンオーバーの質に着目した成分。肌細胞が生まれる基底層まで届いて、ターンオーバーの過程に働きかけ、セラミドの産生量を増やし、肌がうるおいを保つ力を改善する効果を認められた、日本で唯一の医薬部外品の有効成分です。

セラミド生産力

ケアしてすぐの保水力が高まるだけでなく、使い続けるとターンオーバーが進むにつれて肌全体のセラミドが増えていきます。長期的にもどんどん乾燥しにくい、肌トラブルも起こりにくい肌になっていく、この成分ならではの効果があります。

ライスパワーNo.11について更に詳しく知りたい人はこちら

まとめ

「セラミド」は肌の健康と美しさに欠かせない成分であり、セラミド不足で起こるトラブルには、セラミドを補うことが大切です。しかし人の肌のセラミドは300以上の種類が存在する上、人によって組成が違うため、セラミド配合のスキンケアでそのすべてを補うのは難しいのです。
そのためターンオーバーの質を高め、作られるセラミドを増やすケアがおすすめですので、ぜひ試してみてください。